ONO CLUTURE FOUNDATION

講師からのひとこと

こちらでのルネサンス音楽講座も第6回目となり、いよいよルネサンス音楽の理論の根幹をなすといっても良い、ソルミゼーションと旋法の世界へ皆さまをご案内したいと思います。

特にヘクサコルドによるソルミゼーション(階名唱)は、当時の人々が音楽を学ぶ上で最初に体験する、いわば「音楽への入り口」でした。

現代の私たちに馴染み深い「ドレミ・・」のシステムとは大きく異なる、ルネサンス時代の階名唱を体験していただきます。

後半ではその応用も含む内容として、しばしばルネサンス音楽はもちろん、バロックお音楽においてさえよく見かける「旋法」というものについて分かりやすく整理してご紹介します。

バーゼル・スコラ・カントルムのルネサンス音楽科第1期生にして、アン・スミス著『理論家に学ぶ 16世紀の演奏法』の全訳(音楽之友社)にも携わった経験から、ルネサンス音楽への理解に欠かせない2つの理論を、徹頭徹尾分かりやすく学ぶためのお手伝いをします!

INFORMATION

日付

20251012日 (日)

時間

開場 13:00
開演 14:00〜16:30(終了予定)

場所

アマックホール
〒659-0072 兵庫県芦屋市川西町2−12
・入り口は建物の東側にあります

参加料

一般 4,000 円、学生2,500 円 (20席限定)

講義内容

- 前半

導入:ルネサンス時代の階名唱

1. オクターブ単位での音階は後付け?へクサコルドに基づくソルミゼーションとは

2.「グイドの手」という簡便なシステム

3. ソルミゼーションを活用して歌ってみよう

- 後半

1. いわゆる「教会旋法」の起源と変遷

2. 正格旋法と変格旋法の違い

3. 16世紀の理論家たちによる、各種旋法の基本的性格の議論について

ソルミゼーション及び旋法を元にした音楽作品を、講義の合間に講師が実演します。

申込方法

来場者様のお名前、当日連絡可能な代表者様の電話番号を明記の上、contact@onocf.orgまでメールにてご予約ください。

申込期限

2025年 105日 (日)

坂本龍右(リュート奏者)

Ryosuke Sakamoto

奈良出身。東京大学文学部(美学芸術学専修課程)を卒業後、古楽の教育・研究機関として世界的に知られるスイスのバーゼル・スコラ・カントルムに留学し、ホプキンソン・スミス氏にリュートを師事。最優秀賞を得て同校の2013年リュート科を修了。さらに新設されたルネサンス音楽科に進み、アン・スミス氏にルネサンス音楽理論を学び、2015年に修了。同年イタリアのラクィラで開催された、国際古楽コンクールのリュートソロ部門において第1位(2位なし)、合わせて聴衆賞を得る。在学中より多彩なアンサンブルに所属し、ヨーロッパ各地の古楽祭などで演奏。ソリストとしても、イギリス・フランス・ドイツ・オーストリア・オランダなど各国のリュート協会に招聘されて演奏を行う。録音活動も活発で、リュート・ソロによるアルバム「Travels with my Lute」(グラモフォン誌推薦盤)、「Polyphony &
Diminution」(レコード芸術誌準特選盤)ほか多数。「コンティヌオ・ギルド(通奏低音組合)」の旗揚げにも関わる。また近年はルネサンス及びバロック音楽を中心としたトピックでのアウトリーチ活動にも力を入れている。2021年を通じて、ルネサンス時代の代表的リュート奏者フランチェスコ・ダ・ミラノのリュート作品の連続演奏プロジェクトを自身のYouTubeチャンネルにて行う。出身校であるバーゼル・スコラ・カントルムにおいて公式伴奏者として勤務したのち、2022年からはヴュルツブルク音楽大学で、また2024年からはケルン音楽大学のリュートおよび歴史的撥弦楽器の教官として、後進の指導にあたっている。

公式サイト:
ryosukesakamoto.com

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